TradingViewって聞いたことあるけど、確か海外FX業者の名前だったよね?
海外FX業者について色々と知っている方ほど、このように思ったりするのではないでしょうか?
しかし、それは間違いです。
海外FX業者で存在するのはTradeview(トレードビュー)で、本サイトで解説しているトレードツールはTradingView(トレーディングビュー)です。
ややこしいですよね・・・。
正直な所、私自身もかつては両者を混同しており、Tradeviewで使えるツールがTradingViewだと勘違いしていました。
結論から言えばトレードツールであるTradingViewと海外FX業者であるTradeviewには何の関係性もありません。単に名前が似ているだけで全く別の企業・サービスになります。
Tradeviewで利用できるトレードツールはMT4、MT5、cTraderのみで、TradingViewは利用できません。
本記事ではこのような混乱を無くすために、TradingViewとTradeviewの違いについて解説していきます。
Tradeviewとは
Tradeviewは2004年に設立された海外FX業者です。
海外FX業者と言えばハイレバレッジで派手なボーナスを沢山出す・・・という印象が強いですが、その中でもTradeviewはかなり堅実かつ信頼性の高いブローカーとして知られています。
スプレッドは狭く、非常に高い透明性で主にECN取引の人気が高いです。
現在の所日本人向けには積極的な営業をしていませんが、世界的な人気は高く、世界中のFX業者をユーザーがレビューするサイトであるFPAでは平均4点以上を獲得しています。
Forex Trading Reviews | Brokers, Software, Signals, Training – ForexPeaceArmy
★4は大したことないと思われるかもしれませんが、100以上のレビューがあって★4つ以上のFX業者は数えるくらいしかありません。それくらいFPAのユーザーは判定が厳しいです。(ちなみに日本で一番人気のあるXMは★3程度です。)
Tradeviewでは取引ツールとしてMT4、MT5、cTraderが利用できます。
MT4やMT5はご存じの方も多いと思いますが、cTraderはECN取引専用の取引ツールで、これも一部から非常に人気の高いツールとなっています。
TradingViewとTradeviewの名前は非常に似ていてややこしいのですが、両者に関係は一切ありませんし、TradingViewを使ってTradeviewの口座で取引はできません。
TradingViewとは
TradingViewは2011年にトレーディングビュー社よりリリースされた総合チャート分析ツールです。
多くのFX業者に採用されているMT4やMT5と比較されることがありますが、TradingViewは基本的には発注機能は備えておらず、あくまでも相場を分析するためのツールという立ち位置です。
TradingViewと提携する一部の業者ではTradingViewからの発注は可能ですが、その数は限られています。
立ち位置としては、あくまでも相場を分析するためのものであり、発注自体は他のツールで行うモノになります。
TradeviewがTradingViewを採用する日は来るか?
取り扱うサービスが似通っていて、名前も非常に似ているので混同されることが多い両者ですが、ブローカーであるTradeviewがTradingViewと提携して使えるようになる日は来るのでしょうか?
私個人としては「限りなく可能性はい低い」と考えています。
その理由としては名前が似すぎていてユーザーが混同することが挙げられます。
TradeviewがTradingViewを採用したら、Tradeview専用のツールがTradinViewだと思う人が多くなるはずで、そうなってしまうとTradingView側としては面白くない状況になってしまいます。
まとめ
では最後にTradeviewとTradingViewについてまとめます。
- 海外FX業者がTradeview
- 総合チャート分析ツールがTradingView
- TradeviewとTradingViewの名前や業種は似ているが、何の関係もない
- TradiveiwではTradingViewを使って発注はできず、今後もできる可能性は低い
TradingViewが利用できるFX業者(証券会社)は以下にまとめておりますのでご覧ください。