ゾーンのブレイク→失敗→反転からのエントリーを狙う「Strong Pressure Zones | ProjectSyndicate」

売買圧力が集中していると考えられる価格帯を可視化し、ブレイクアウトの失敗による反転を検出するインジです。

一般的なサポート・レジスタンス系インジケーターとの違いは、単に価格が重要な水準に到達しただけではなく、いったん水準を突破し、その後に戻ってくる動きを重視することです。

1. 売買圧力の強い価格帯をバブルで表示

このインジケーターは、過去のスイング高値・安値を基準として、重要な価格帯を検出します。

検出された価格帯には円形のバブルが表示され、その大きさと内部の数字から重要度を判断できます。

  • バブルの大きさ:出来高とローソク足の値幅を使って算出した圧力の大きさ
  • バブル内の数字:0〜10の強度スコア
  • 下側のゾーン:サポートとして機能する可能性のある価格帯
  • 上側のゾーン:レジスタンスとして機能する可能性のある価格帯

強度スコアは、出来高や値幅だけでなく、過去の反発回数、ヒゲによる拒否の強さ、ブレイク失敗からの回復回数なども考慮して算出されます。

例えば、スコアが8のバブルは、スコアが3のバブルよりも、このインジケーターの評価基準上は重要度が高いと判断できます。

ただし、スコア8が80%の反転確率を意味するわけではありません。

2. 最大の特徴は「スイープ&リクレイム」

このインジケーターの中心となるのが、重要な価格帯におけるダマシの検出です。

買い方向のスイープ&リクレイムのイメージ概念図です。実際のシグナルは設定した境界と終値によって判定されます。

例えば、次のような値動きを想定します。

  1. ローソク足のヒゲがゾーンを一定以上下抜ける(スイープ)
  2. 設定された本数以内に、価格がゾーン内または上側へ戻って終値を確定する(リクレイム)
  3. 買い方向の反転候補として認識する

反対に、レジスタンスを一度上抜けた後に下側へ戻れば、売り方向の反転候補となります。

3. 本物のブレイクとダマシを区別する

重要なのは、ゾーンを突破した値動きが、必ずしも反転につながるわけではないということです。

このインジケーターは、価格が明確にゾーンを突破した場合や、指定された期間内に価格が戻らなかった場合を、本物のブレイクとして扱います。

その際、従来のサポートを新たなレジスタンスとして扱うなど、ゾーンの役割を反転させます。

つまり、逆張りの反転候補だけでなく、ブレイク後の押し目買いや戻り売りで注目する水準も把握できる仕組みです。

4. 実際のトレードでの活用例

開発者が紹介している中心的な使い方は、次のようなものです。

まず、強度スコア7以上の大きなバブルに注目します。そして、そのゾーンを価格が一度突破するまで待ちます。

突破後、価格が再びゾーン内に戻り、リクレイムが確定した場合に、突破方向とは反対のエントリーを検討します。

損切りの候補はスイープ時につけた高値・安値の外側、利益確定の候補はゾーンの反対側や次の重要ゾーンです。

まとめ

Strong Pressure Zonesは、サポート・レジスタンスの重要度を数値化し、その水準で発生する一時的な突破と、その後の価格の回復に着目するインジケーターです。

単純な水平線だけでは判断しにくい「重要な価格帯なのか」「突破した後に戻ってきたのか」「明確にブレイクしたのか」を整理できる点に特徴があります。

一方、表示される圧力は出来高と値幅などから計算された推定値であり、実際の注文板や機関投資家の注文状況を直接観測しているものではありません。したがって、反転を予測するツールというよりも、反転を検討する場面を絞り込むための補助ツールと考えるのが適切です。

パラメーター設定

インジケーターの追加方法

リンク先をクリックしてインジケーターのページへ飛んだら、下にスクロールして「お気に入りインジケーターに追加」のボタンをクリックします。

TradingViewのチャートを表示して、上部メニューの「インジケーター」をクリックして、「お気に入り」中にインジケーターが追加されていることを確認してください。インジケーターをクリックすると、チャートに表示されます。

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