FVGの内部を細かく分析する「FVG Profiles [TradingIQ]」

チャート上にFair Value Gap(FVG)を表示するのに加えて、その重要度や未消化の出来高を分析するインジです。

一般的なFVGインジケーターが価格の空白地帯をボックスで示すのに対し、本ツールではFVGの大きさ、出来高、形成された時間帯、未消化部分、複数のFVGの重なりなどを総合的に評価します。

時間帯ごとにFVGの重要度を判定

このインジの特徴は、形成された時間帯を考慮する点にあります。

市場では、東京時間、ロンドン時間、ニューヨーク時間などによって、通常の出来高や値動きの大きさが異なります。本インジケーターは、同じ時間帯の過去データと比較し、現在のFVGが統計的に目立つものかを判断します。

Gap StrictnessとVolume Strictnessでは、FVGの大きさと出来高の判定基準を次の5段階から選択できます。

  • None
  • Low
  • Medium
  • High
  • Extreme

設定を厳しくするほど、小さなFVGや出来高の少ないFVGが除外され、重要度の高いものだけが表示されます。

FVGに残っている出来高を推定

検出されたFVGには初期出来高が設定されます。その後、価格がFVGへ戻ると、重なった範囲に応じて残存出来高が減少します。

これにより、FVGを単なる静的なボックスではなく、価格によって徐々に消費されるゾーンとして確認できます。

残存出来高が多いFVGは、まだ不均衡が強く残っていると考えます。一方、ほとんど消化されたFVGは、反応水準としての重要性が低下していると考えられます。

Master FVG Histogramで集中帯を可視化

Master FVG Histogramは、現在有効なすべてのFVGを価格帯別に集計する機能です。

チャート右側にヒストグラムを表示し、強気と弱気のどちらのFVG出来高が優勢なのかを色分けします。これにより、個別のFVGだけでは分かりにくい「複数のFVGが集中している価格帯」を見つけられます。

また、KDEによる平滑化にも対応しています。帯域幅を大きくすると滑らかな分布になり、小さくすると元の細かな出来高分布が残ります。

Gap Zoneで重要な価格帯を表示

Gap Zone機能は、Master FVG Histogramの局所的なピークを検出し、その価格を水平線としてチャート上に表示します。

複数のFVGが重なり、残存出来高が集中している水準は、価格が反応する可能性のある注目ゾーンです。市場構造上の高値・安値やサポート・レジスタンスと重なる場合は、より重要な判断材料になるでしょう。

見方・使い方

大きな買いのFVGに多くの出来高が残っている場合は、上昇方向の不均衡がまだ有効である可能性があります。反対に、現在価格の上側へ弱気FVGが集中していれば、戻りを抑える抵抗帯として注目できます。

また、FVGボックスが縮小したり消えたりした場合は、その不均衡が部分的または完全に解消されたことを示します。

ただし、FVGやGap Zoneは将来の反転を保証する売買シグナルではありません。高値・安値の構造、流動性、トレンド、ローソク足の反応などと組み合わせて利用することが重要です。

パラメーター設定

インジケーターの追加方法

リンク先をクリックしてインジケーターのページへ飛んだら、下にスクロールして「お気に入りインジケーターに追加」のボタンをクリックします。

TradingViewのチャートを表示して、上部メニューの「インジケーター」をクリックして、「お気に入り」中にインジケーターが追加されていることを確認してください。インジケーターをクリックすると、チャートに表示されます。

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