移動平均線を利用して相場の短期〜中期的な反転(リバーサル)ポイントを捉えるためのインジケーターです。
トレンドフォローではなく、行き過ぎた値動きからの平均回帰(ミーンリバージョン)を狙う設計になっています。
計算方法と仕組み
このインジケーターの計算は、非常にシンプルながら理にかなっています。
① 移動平均を計算
まず、価格の移動平均(デフォルトでは13期間移動平均)を計算します。
これは相場の「平均的な価格水準=中心線」と考えられます。
② 市場が移動平均より上にある回数をカウント
次に、「ローソク足の終値が移動平均より上にある回数」を連続でカウントします。
- 終値が移動平均より上にある → カウントを1増やす
- 終値が移動平均より下にある → カウントを0にリセット
この「連続して上にいる(または下にいる)期間の長さ」を測ることで、市場の“行き過ぎ”を判断します。
③ シグナル生成のルール
- 21回連続で移動平均より上にいる場合 → 売りシグナル(ベアリッシュ)
→ 上昇が行き過ぎており、短期的な調整・下落が起こる可能性が高い。 - 21回連続で移動平均より下にいる場合 → 買いシグナル(ブルリッシュ)
→ 下落が行き過ぎており、短期的な反発上昇が期待できる。
シグナルの意味と狙い
このインジケーターは、「どのくらい長い間トレンド方向に偏っていたか」を測る仕組みです。
つまり、「強いトレンドが続くほど反転の確率が高まる」という時間的なオシレーターに近い考え方です。
- 21本という閾値は「行き過ぎ」を示す目安。
- トレンドフォロー型の移動平均とは逆で、「平均への回帰」を狙います。
パラメーター設定

インジケーターの追加方法
リンク先をクリックしてインジケーターのページへ飛んだら、下にスクロールして「お気に入りインジケーターに追加」のボタンをクリックします。

TradingViewのチャートを表示して、上部メニューの「インジケーター」をクリックして、「お気に入り」中にインジケーターが追加されていることを確認してください。インジケーターをクリックすると、チャートに表示されます。