ローソク足1本の値動きに基づいてSMTにおけるダイバージェンスを検出するインジです。
複数の通貨ペアや指数を同時に比較しながら、どれか一つだけが“異なる動き”をしたときに、それをリアルタイムで検知し、相場の反転や大きな値動きの予兆を察知するのに役立ちます。
目次
スマートマネー理論(SMT)とは?
SMT(Smart Money Theory)とは、スマートマネーがどの市場に資金を入れているかを見抜くための理論です。
例えば、以下のような状態が「SMTダイバージェンス」とされます:
- USDJPYが高値を更新しているのに、EURJPYとGBPJPYは更新していない
- NASDAQは安値を更新しているのに、S&P500はそうでもない
これは、「USDJPYだけ買われている=資金が集中している」というシグナルになり、相場の転換点の手がかりになります。
このインジケーターの特徴
1. 3つの銘柄を同時比較
- 「Fromシンボル」:主軸となる銘柄(例:NASDAQ)
- 「To1 / To2シンボル」:比較対象となる銘柄(例:S&P500、Dow Jones)
この3つを同時に比較し、“Fromだけ”が高値 or 安値を更新したかをチェックします。
2. 最大5セットの比較ペアをプリセット
- 例:
- セット1:NASDAQ vs S&P500 / Dow
- セット2:BTCUSD vs ETHUSD / LTCUSD
- セット3:EURUSD vs GBPUSD / AUDUSD
最大で5組まで設定可能なので、複数の市場をまとめてチェック可能です。
3. 複数時間足で同時スキャン
- 使用可能な時間足:
- 現在のチャート足(例:15分足)
- 1時間足
- 4時間足
- 日足
- 週足
一つのチャートで複数時間軸を同時に監視できるため、上位足のダイバージェンスを下位足でトレードに活かすことができます。
4. リアルタイム判定&可視化
- ダイバージェンスがある時間足だけを色付きテーブルで表示
- チャート上にラインを引いて視覚的に確認することも可能
- リプレイモードにも対応しており、過去チャートでの検証もできます
まとめ:SMTダイバージェンスで「資金の流れ」を見抜け!
「1 Candle SMT Divergence Detector」は、市場の裏側にある“資金の偏り”を1本のローソク足で検出するインジケーターです。
- 複数の銘柄を一度にチェック
- 短期~長期までの時間足も同時監視
- ダイバージェンスを視覚化し、すぐに判断できる
これらの機能により、エントリーやイグジットの判断精度を大幅に向上させることができます。
パラメーター設定

インジケーターの追加方法
リンク先をクリックしてインジケーターのページへ飛んだら、下にスクロールして「お気に入りインジケーターに追加」のボタンをクリックします。

TradingViewのチャートを表示して、上部メニューの「インジケーター」をクリックして、「お気に入り」中にインジケーターが追加されていることを確認してください。インジケーターをクリックすると、チャートに表示されます。