トレイリングストップタイプのインジです。
トレンド方向を示しつつ、価格の値動きに追従して利食い・損切のレートを示すもので、SMAやADXなどのフィルターを利用することで、エントリーにも使えます。
視覚的に分かりやすく、パネルで統計もわかる優れ機能を持っています。
インジケーターの主な機能と使い方
1. トレーリングストップ機能
トレーリングストップは直近のピボットポイントとATRをもとに自動計算されます。
損切りの種類(4段階)
種類 | 特徴 | 向いているトレード手法 |
---|---|---|
Very Tight | ピボットのすぐ近く | スキャルピング |
Tight | やや余裕のある位置 | デイトレード |
Wide | 広めの価格許容範囲 | スイングトレード |
Very Wide | 大きな波に対応 | 長期保有・ポジショントレード |
市場のボラティリティが高いときはWide以上を選択することで、無駄な損切りを回避できます。
2. トレンドについて
エントリーポイント(EP)からトレーリングストップ(SL)までの範囲が色付きで表示されます。
- ロング(買い)ポジション:ライトグリーン
- ショート(売り)ポジション:ライトレッド
表示要素:
表示名 | 説明 |
---|---|
EP(エントリーポイント) | 破線で表示 |
SL(損切りライン) | 実線で表示。価格が近づくと色が変わる |
利益ゾーンの色塗り | 含み益の可視化により心理的判断が容易に |
3. フィルター機能(エントリー精度の強化)
フィルターをONにすると、エントリー前にトレンド条件がチェックされます。
フィルター種別 | 内容 |
---|---|
なし(none) | フィルターなしで全ての条件に反応 |
SMA 2x | 2本の移動平均線のクロスを確認 |
Momentum | モメンタムが正のときのみエントリー |
ADX | ADXが25以上=トレンドの強さを確認 |
特にADXフィルターは、トレンドが明確なときのみエントリーする設定として人気です。
4. アラート機能
- 買いシグナル(Bullish):緑のSLラインが現れ、価格が上昇しながら追従
- 売りシグナル(Bearish):赤のSLラインが現れ、価格が下降しながら追従
設定で通知ONにすると、アラートでトレードチャンスを知らせてくれます。
5. パネル表示(リアルタイムトレードデータ)
トレードパネルでは以下の情報が確認できます:
項目 | 内容 |
---|---|
勝率 | 過去トレードの成功率 |
PNL | 利益/損失額 |
現在の状態 | オープン中/クローズ済み |
リアルタイムの結果を確認できるため、設定の見直しや戦略の評価が可能です。
パラメーター設定

インジケーターの追加方法
リンク先をクリックしてインジケーターのページへ飛んだら、下にスクロールして「お気に入りインジケーターに追加」のボタンをクリックします。

TradingViewのチャートを表示して、上部メニューの「インジケーター」をクリックして、「お気に入り」中にインジケーターが追加されていることを確認してください。インジケーターをクリックすると、チャートに表示されます。