相場のCISDを認識するインジです。
従来のスイング構造に依存するのではなく、ローソク足の連続性と極値を使って変化の兆しを検出します。
さらに「Liquidity Sweep」を組み合わせることで、ノイズの少ない重要なポイントを抽出し、ダマシを減らすことができます。
本インジケーターを利用することで、より早く相場の流れの変化やトレンド転換の予兆を知ることができます。
目次
CISDについて
1. 従来の「スイング構造」との違い
多くのトレーダーが使う「ダウ理論」はスイング高値・安値の更新でトレンド転換を判断します。
それに対して本インジケーターで認識するCISDは、複数の連続したローソク足の起点と終点を基に構造の変化を定義します。
2. CISDの検出条件
- ブル型CISD(上昇):連続した陰線の最初のローソク足の「始値」を上抜けて終値が確定
- ベア型CISD(下降):連続した陽線の最初のローソク足の「始値」を下抜けて終値が確定
この条件を満たすと、CISDが発生し「構造の変化=トレンド転換や継続」の可能性があると判断されます。
インジケーターの表示:実線と破線に注目

本インジケーターでは実線と破線の2種類のCISDのラインが表示されます。
- 実線(Solid Line):現在のトレンドと“逆方向”のCISD → トレンド転換の可能性
- 破線(Dashed Line):現在のトレンドと“一致”するCISD → トレンド継続の確認
破線の数が増えると、その方向の勢いが強くなっていると判断可能です。
フィルター設定でノイズをカット
インジケーターには2つの重要なパラメーターがあります。
パラメーター名 | 説明 |
---|---|
Minimum CISD Duration | 最小表示ラインの長さ(ローソク足の本数)。これ以下は表示しない。 |
Maximum Swing Validity | CISDが有効と見なされる最大期間。これを超えると無効と判断され削除される。 |
CISDが多すぎると感じる場合は、durationを大きくすることをお勧めします。
パラメーター設定

インジケーターの追加方法
リンク先をクリックしてインジケーターのページへ飛んだら、下にスクロールして「お気に入りインジケーターに追加」のボタンをクリックします。

TradingViewのチャートを表示して、上部メニューの「インジケーター」をクリックして、「お気に入り」中にインジケーターが追加されていることを確認してください。インジケーターをクリックすると、チャートに表示されます。